主な意味
どっちつかずでうまくやる、優柔不断、世渡り上手
= Ne pas prendre position, une personne indécise
フランス語 熟語表現 使用例
-Philippe est enfin de quel côté ?
-On ne sait jamais. Il nage entre les deux eaux.
-フィリップは結局どっちの味方なの?
-分からない。彼はどっちつかずだから。
-La direction est divisée en deux. Je ne sais pas comment réagir face à ça.
-On n’a qu’à nager entre les deux eaux.
-経営陣は真っ二つみたいだね。どう振る舞えばいいのか分からないよ。
-どっちつかずでうまくやればいいんじゃない。
-Je préfère nager entre les deux eaux au lieu de confronter quelqu’un.
-誰かと敵対するより、どっちつかずでうまくやっていきたい。
ポイント
‘Nager’は「泳ぐ」 、 ‘entre les deux’は「2つの間で」ですので、 ‘Nager entre les deux’を直訳すると、「2つの間を泳ぐ」という意味になります。
これは、航海中の航海士が2つの潮の交わるところを、どちらの潮もうまくコントロールしながら進んでいく様子からきた表現です。
つぶやき
「優柔不断でどっちつかず」と聞くと、あまり良いイメージではありませんが、航海士が目的地まで到着するために2つの潮の間をうまく航っていく術と聞くと、それも立派な手段であると感じますね。