主な意味
(わざわざ)~する必要はない、~しなくていい
=Pas besoin de~
フランス語 熟語表現 使用例
– Ce n’est pas la peine de te forcer à finir si tu es déjà rempli.
お腹がいっぱいだったら、無理して全部食べなくても良いよ
-Tu veux que je t’aide ?
– Ce n’est pas la peine.
手伝おうか?
大丈夫だよ。
ポイント
Peineには、「労力」「苦痛」という意味があるので、「わざわざ」や「無理して」というニュアンスが含まれます。
会話中でも良く使われますが、 ‘C’est pas la peine’と ‘ne’を省略して言うことが多いです。
誰かの申し出を断る時、 ‘Non merci’(結構です)だと少し冷たく聞こえてしまう場合もありますが、そんな時に ‘C’est pas la peine, mais merci’(ありがとう、でも大丈夫)と言います。
似たような表現で、 ‘ça ne vaut pas la peine’ がありますが、こちらは「~する価値はない」という意味で、 ‘ça ne vaut pas la peine de courrir, le train va partir’(もう電車は出てしまうから、走ってもしょうがない)と言ったりします。
つぶやき
C’est pas la peineは本当に良く耳にします。
怒っている人には ‘C’est pas la peine de te fâcher comme ça’ (そんなに怒らなくてもいいじゃない) 、急いでいる人には ‘C’est pas la peine de te presser comme ça’(そんなに急がなくていいじゃない)、ちょっと言いすぎてしまっている人には ‘C’est pas la peine de dire une chose pareil’(そんなに言わなくてもいいじゃない)等々。
強すぎないニュアンスなので、使える表現です。