主な意味
気分が良い、幸せを感じている、自分らしくいられる
= Se sentir bien, Être heureux
フランス語 熟語表現 使用例
Je suis bien dans ma peau depuis que j’ai changé d’emploi.
転職して以来、気分が良い。
-C’est essentiel d’être bien dans sa peau pour bien réussir dans sa vie.
人生で成功するためには、自分らしくいることが必要不可欠だ。
ポイント
‘Peau’は「皮膚」、 ‘Sa’は「彼/彼女の」という意味ですので、‘Être bien dans sa peau’は、そのまま訳すと、「彼/彼女の皮膚の中で良い状態でいる」となります。ここでいう「皮膚」は、実際の皮膚ではなく、人の精神を取り囲む入れ物のようなイメージです。
つまり、肉体と精神の調和がとれ、他人に自分を取り繕うことなく、本音の部分で自分らしくいられる、気分の良い状態を表します。
‘Sa peau’は、「私」のことを言うときは ‘Ma peau’と変化します。
これとは反対の状態は ‘Être mal dans sa peau’と言います。
つぶやき
若いころ、‘Under my skin’という英語の洋楽アルバムを聴いていましたが、「『皮膚の下』ってどういう意味だろう」と思い、意味を調べてもなかなか意味がつかめずにモヤモヤしましたが、結局そのままにしてしまっていました。
なので、フランス語で ‘dans ma peau’と聞いた時には、「フランス語でも出た、この表現!」と、若いころに理解できないままにしてしまっていた表現が追いかけてきたようで、ドキっとした記憶があります。