主な意味
好みはひとそれぞれ
= les goûts et les couleurs ne se discutent pas
フランス語 熟語表現 使用例
-C’est incroyable que Maxim ne veuille pas manger ce gâteau !
-Il ne faut pas dire ça, c’est à chacun son goût.
-マキシムがこのお菓子を食べたがらないなんて、信じられないよね!
-そんなこと言うもんじゃないよ、好みは人ぞれぞれなんだから。
-C’est dégoutant de manger du riz avec la mayonnaise !
-Laisse-moi tranquille, à chacun son goût.
-ご飯にマヨネーズをかけて食べるなんて気持ち悪い!
-ほっといてよ、好みは人ぞれぞれなんだから。
ポイント
‘Chacun’ は「それぞれ」、‘Son goût’は「その人の好み」を意味しますので、 ‘à chacun son goût’ でそのまま「人にはそれぞれ好みがある」という意味となります。
味の好みから、服の好み、その他様々なシチュエーションで使えます。
つぶやき
フランスでは、大勢の人とは異なる趣味嗜好を持っていても、「人それぞれだからね」と人と違うことを認め合います。
他人に迷惑をかけない限り、常識から少し外れていたとしてもそれを強制されずに、それぞれ自分が楽しい・好きと思えることを自由にやっていられるのは、フランスの懐の深いところかなと思います。